ペットの膀胱炎
便器の汚れも細菌の増殖の温床になりますから、水洗いをこまめにするべきです。
いくら健康な膀胱でも、細菌の群集に襲われたのでは抵抗の術もないからです。
膀胱炎は軽いうちに適切な処置を施せば、そう大事に至ることはありませんが、これを放置して慢性化させますと、まことにやっかいなことになります。
膀胱壁は腫れて、平常の2、3倍の厚みになり、真っ赤にただれた内面からは血液が滲み出て、血尿の原因になります。
素人療法は避けるべきです。
次に尿道閉塞症候群(FUS)について。
生まれて3~4カ月頃の発育障害、とくに泌尿器の発育不全やホルモンの分泌異常によって尿道の発育を阻害された猫が、成熟した年頃になって起こす病気です。
特に雄猫に多く発生します。
先天的に尿道の細い体質の猫にも起こりやすい傾向があります。
腎炎や腎孟腎炎、膀胱炎などは細菌の感染によって起こる病気ですが、この病気の原因は細菌感染ではなくて、尿道の器質の異常によって起こる、いわば体質的な病気です。
また、尿路結石と合併していることもあります。